サーバ側プログラムの実行に必要なのは以下のファイルである. スタブも必要な点に注意しよう.
SayHello.class SayHelloRemoteObject.class SayHelloServer.class SayHelloRemoteObject_Skel.class SayHelloRemoteObject_Stub.class
これらのファイルを単一のディレクトリにまとめ,以下のようにサーバ側のプログラムを
実行する.
うまく実行できれば,画面には「Start!
」と表示され,クライアントの接続待ち
の状態になる.
なお,ネーミング・サービス(ここではrmiregistry
)からスタブが見えない場合
には,オブジェクトリファレンスの登録の際に以下のような例外が発生する.
この場合には-Djava.rmi.server.codebase
オプションにより,スタブの場所を明
示的に指定する必要がある.
スタブの場所はURL形式で指定する.
例えば,/home/murao/java/SayHello
にスタブがあるならば以下のようにサーバ
側のプログラムを実行する.
なお,codebase
を指定する際にはパスの最後の''/
''は省略できないこと
に注意すること.