これまでアプレットを用いたGUIプログラムについて説明して来た.
アプレットは対応したWebブラウザがあれば,ネットワークを介してプログラムを実行で
きるという利点がある.
しかし,Webブラウザはアプレットを動作させるだけのプログラムではない
(appletviewer
は別だが)ため,一般に巨大なプログラムであり,コンピュータ
のリソース(メモリや速度といった資源)をアプレット以外の部分にも大量に消費してし
まう.
そこで,Javaでは,独立したウィンドウを作成してその上でGUIを扱うという手法が用意
されている.
このように作成されたプログラムは,Webブラウザに依存せずに独立したアプリケーショ
ンとして実行可能である.