next up previous
: Frameを用いたプログラム例 : Webブラウザを用いないGUIプログラム : アプレットの利点と欠点

Frameクラス

独立したウィンドウに対応したクラス Frame クラスである.

Frameクラスはトップレベルのウィンドウであり,これまでに紹介してきたその他 のAWTコンポーネントと動作が異なる. まず,Frameを画面に表示させるにはshow()というメソッドを呼び出さな ければならない. また,その前にウィンドウの大きさを指定する必要がある.

ウィンドウの大きさを指定するメソッドは setSize()pack() である. setSize()メソッドは明示的にウィンドウの大きさを指定する方法であり, pack()は内部に含まれるGUIコンポーネントの大きさを調べ,それにあわせてウィ ンドウの大きさを決定する.

Javaのプログラムが環境非依存であることを考えると,ウィンドウサイズの指定には pack()メソッドが推奨されるが,内部に,大きさが決まらないコンポーネント (例えばCanvasクラスなど)が含まれる場合には,setSize()メソッドを 用いる必要がある.



U-GM\murao 平成14年7月5日