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ネーミング・サービスの実行

サーバ側でリモートオブジェクトを登録し,クライアント側でこれを取り出すには,ネー ミング・サービスが動作している必要がある. サーバ側でネーミング・サービスが動作していない場合には自分でネーミング・サービス を実行する必要がある. ここでは簡易型のネーミング・サービスであるRMIレジストリを用いた手法について説明し よう.

RMIレジストリは rmiregistry という名前のプログラムとして提供されており, これを実行することにより簡易型のネーミング・サービスを提供することができる. 引数としてポートを指定することができる. ポート番号を省略した場合のデフォルトのポート番号は 1099 である. 以下にポート番号 1100 で RMIレジストリを実行する場合の例を示す.

文末の「&」はプログラムをバックグラウンドで動作させることを意味するシェル コマンドで,これにより実行されたプログラムは背後で動作する(Windows用語で言えば 「常駐する」).




\begin{boxedminipage}{13.7cm}
\begin{alltt}
\relax{}
\\ % rmiregistry 1100 &\,\fbox {Enter}\\
\\ \relax \end{alltt}\end{boxedminipage}



U-GM\murao 平成14年7月12日