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: RMIで必要なセキュリティポリシー : セキュリティ : セキュリティマネージャ

セキュリティポリシーの設定

セキュリティポリシーを設定するには,独自のセキュリティポリシーを書いたファイルを 用意する. ネットワーク接続に関するセキュリティポリシーの書き方は以下の通りである.




\begin{boxedminipage}{13.7cm}
\begin{alltt}
\relax{}
\\ grant \underline{codeba...
...';
\\ \};
\\ (一行で書いても良い)
\\
\\ \relax \end{alltt}\end{boxedminipage}



「"パス"」にはURL形式で,このポリシーを適用するプログラムの所在を示す. ここに用いることのできるプロトコルは file もしくは http であり, 例えば /home/John/java 以下のプログラムに許可を与えた ければ,「codebase "file:///home/John/java/"」と書く. この時,パスの最後の "/" は省略できないことに注意すること. 「codebase "パス"」の部分(下線部)を省略した場合には,全てのプログラムに このポリシーを適用することになる.

「ホスト名もしくはIPアドレス」には,プログラムから接続したい計算機をホスト名かIP アドレスで指定し,「ポート番号」には接続したいポート番号を指定する. 「ポート番号」には範囲指定も可能で「1024-」と書けばポート番号1024以降の全 てを表し,「1024-2048」と書けばポート番号1024から2048までを表す. 「:ポート番号」の部分を省略した場合は当該ホストの任意のポート番号への接続に対し てこのポリシーが適用される.

「"アクション"」には許可したいアクションをコンマ(,)で区切って列挙する. 例えば connectresolve を許可したければ 「"connect, resolve"」と書く.

実行時には,こうしてできたセキュリティポリシーを書いたファイルを,プログラムの実 行時に -Djava.security.policy オプションで指定する. 例えば ../security/policy というファイルを指定してServer というプ ログラムを実行するときは以下のように入力する.




\begin{boxedminipage}{13.7cm}
\begin{alltt}
\relax{}
\\ % java -Djava.security....
...ecurity/policy Server\,\fbox {Enter}\\
\\ \relax \end{alltt}\end{boxedminipage}



U-GM\murao 平成14年7月12日