next up previous
: オブジェクトリファレンス : 分散オブジェクトの実現 : インターフェイス

スタブとスケルトン

スタブコードはクライアント側で代理オブジェクトを実現する部分である. ここにはクライアントから送られたメッセージをネットワークで送信可能な形に変換(マー シャリングと言う)しリモートオブジェクトに送信すると同時に,リモートオブジェクト から送信されたメッセージを解読(アンマーシャリングと言う)してクライアントに渡す という役割を果たす.

スケルトンはサーバ側で動作するオブジェクトとネットワークの間に入ってリモートオブ ジェクトを実現する部分であり,役割としてはクライアント側で言うところのスタブコー ドに似ている.

この様子を図[*]に示す.

図: インターフェイスからスタブとスケルトンという二種類のコードを生成する.
\begin{figure}
\begin{center}
\epsfile {file=img/stubskelton.eps,width=8.5cm}\end{center}\end{figure}



U-GM\murao 平成14年7月12日